Jun’s blog

本の感想&書き抜きブログ

その先の道に消える

すべての虚無に。

 

こっちの世界にいる人だと

思っても、違ったりする。

自分で、自分のことが怖くなる。

意味をペタペタ貼り付けて

その意味が、不意に、なくなる。

なんにも無くなっていく世の中に

強烈な意味を持たせても

反動とした虚無が襲う。

無であることを認めなければ

ならないのだ。

生きるには、時に、見失う、から

考えることを辞めた人間は

支配されて生きることを懇願する。

自らの人生は無であるからこそ

その余白に「成る」。

苦痛の中に優しさが灯る。

闇の中に優しさが灯る。

優しさで包み込んで、生きる。

 

 

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