Jun’s blog

本の感想&書き抜きブログ

2022-01-01から1年間の記事一覧

反省させると犯罪者になります 岡本 茂樹

加害者の心理について とことん突き詰めることの大切さ いじめがおきるとき一番救わないと いけないのって、いじめられている側でなく いじめてる側なんだとおもう 愛されていない、受け入れられていない そんな寂しさが積もり積もって 自分自身の目立とうと…

トポスの知 [箱庭療法]の世界 河合隼雄 中村雄二郎

おくるないことば 感想としては、言葉大事だよね、そうだよねってなるはずなんだけど、わたしがふらっと劇場にいこうかなぁとおもったのは、このトポスの知のp.178に「演劇というのは、場の世界だ」という話があって、頭の片隅に演劇の二文字が残っていた。…

ストレス脳 アンデシュ・ハンセン

うつが単に病気というわけではなく、 人間が本来備わっている機能としての ひとつなんだ 運動が大切。幸せは求めるものではない。 人間は、幸せ中毒なのかも。

自殺をとめる解決志向アプローチ

職場学習の心理学 伊東昌子 渡辺みぐみ

職場での知識習得だけでなく、 組織としての学習も踏まえた 心理的側面をアプローチしている。 特に、マネジメントの部分はそのとおりとおもった。 「計画を推進し、複雑さに対応し、人を育て、組織の成果を紡ぎ出す優れたマネジメント力の育成が極めて重要…

日本はなぜ開戦に踏み切ったか「両論併記」と「非決定」森山優

日本は、自らの政策が破綻したツケを、自らが傷ついてまで支払う責任感に欠けていた。 最低限度の現状維持すら確保できなくなった日本は、それまでの「成果」を無にしないため、英米の世界秩序に挑戦する、さらなる「革新」へと突き進むことを選んでしまった…

タテ社会の力学 中根千枝

職場を、少しずつ、個々人をネットワークで繋げるような、人間関係を目指したい。 あまりにも、年功序列が強すぎる。

失敗学実践講義文庫増補版 畑村 洋太郎

追及するとき、当事者としての心理と 監督官庁としての心理が 本質的な究明にならないことが多々ある。 どちらも、責任を追求され、辞任する というのが、お決まりになってしまった。 そして、再発防止策は、大抵、 マニュアル作りで終わらせてしまい、 いつ…

男子という闇-少年をいかに性暴力から守るか エマ・ブラウン

我々は性暴力を女性の問題として捉えているが、少年や男性も驚くほど高い確率で被害に遭っている。 男性や少年たちもまた、想定される以上の感情的な親密さを求めている。 本当の意味で、少年が少年であることを受け入れるということは、実際にはこのような…

障害をしゃべろう!下巻

生きるということはすっきりしない。 すっきりしたいから、言葉の中にみんな逃げ込む。 みんな、現実を片目くらいでみて、自分の中の観念の世界を生きている。 言葉に力を持たせすぎてはいけない。 言葉が、安く成り下がってゆく。

障害をしゃべろう!上巻

------ ぼくらは、世間の価値観に支配されている。 自主的に生きているつもりが実はそうじゃない。 生きるとは依存すること。 自立とは、自分でなんでもできることじゃなく、依存先をたくさん持つこと。 依存症とは、信頼して人に依存できない病気 依…

誰がために医師はいる クスリとヒトの現代論 松本俊彦

酒は人間をダメにする でも、無くすことが良いことでもない クスリもそう。 上手に使うということ。 犯罪も、本当の意味で悪い人間なんて いない。加害者は本当の被害者。 辛く、苦しく、生きることをやめたい 頼る人も、信頼出来る人もいない。 だから、物…

モラル・トライブズ ジョシュア・グリーン

中絶の考え方、権利の考え方 なるほど、権利を振りかざすのは オートモードの合理化でしかない。 個人の社会に、個人それぞれ自分さえ よければいいと思う人間がいる社会。 私たち、彼らそれぞれが正しいとおもう 間の大きな衝突で、正しいことの合理化に 論…