Jun’s blog

本の感想&書き抜きブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

終わった人 内館 牧子

わたしは、いま、27歳。 60代の父親世代とどう 向き合うのか。 ああ、この人、退職しても しがみついているななんて ままあるけど、 権力が自分個人の実力なんてこと はなく、 組織に言ってるのだということを ありありと感じる。 この会社の難しさは常…

原子力の哲学 戸谷 洋志

想像力。 原子爆弾が、また、原子力発電が、 破滅させた世界を、 イメージできているのか。 さいきん、温室効果ガス削減 をしきりに謳っており、 それは、確からしいが、 それらが実現できた暁には、 どんな未来が待っているのか という問題には答えられてい…

生命保険の不都合な真実 柴田秀並

職場に保険の営業がよくくる そのときにいつもおもうのは 本当に自分のためになるのだろう という疑念が拭えないのだ そこで、何より大事なのは 実際に売る人の商品に対する 考え方、社の考え方だ そこで、間接的にでも その生保会社が何を目指している 目的…

スマホ脳 アンデシュ・ハンセン

今日は、自習室で勉強をした。 携帯の電源を切って。 数時間が経って、ソワソワしてくる。 これって、 まさに脳に訴えかけてくる麻薬のようだ と思った。 皆さんも集中したい時は、 スマホの電源を切っておくことを お勧めする。 集中力があがる。 禁断症状…

エンジニアリング組織論への招待 不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング 広木 大地

不確実性に、スポットを当てた 組織論全般の話 特に、不確実性として、 未来と他人を挙げている エンジニアとしての組織論は あまりなく、新鮮であった。

ブラック霞ヶ関 千正康裕

厚労省時代の仕事でのエピソードが 興味深い。 現場を知らないと いい政策は作れない というのはその通りだとおもう そして、 皆、働きすぎなんだとおもう

ケーキの切れない非行少年たち 境界知能とグレーゾーンの子どもたち

世の中が、歪んで見える。 ということがある。 「惡の華」のように、 虫けらが湧いている、 なんて、あり得る。 本書では、どうすればいい? というところまで踏み込んで 書かれている。 自己への認識。気づき。 自己評価が向上するためには。 時々、自分で…

下町ロケット ヤタガラス 池井戸潤

こう、いつのまにか組織の中にいると、その中のルールに縛られ、最重要で大事なことの論理より、目の前の論理に押され、飲み込まれてしまうことがよくある。論理は、いくらでも正しらしいことはいえるのであって、その中にある理念が生きているということに…

下町ロケットゴースト 池井戸潤

組織のなんたるや。 こう、何かに対して、正しいというとき、その正しさを盲信することなく、謙虚であり続けること。 何かを主張するとき、その主張が、道義的に理解できるということ。 ものをいうには、ものを知らなければならない。 でなければ、ただの迷…

共感経営 野中郁次郎

論理が正しいとは限らない。 人間の論理は歪めてしまうこともあるから。 共感なくして、成功はない。

規制の虜 黒川 清

中々書店に売っておらず、Amazonで購入し、即読んだ。なんだかんだで4か月ぶりの投稿となる。 大事なことを感じた。そして、本書は、福島原発事故そのものというよりも、規制そのもの、果ては、いまの日本を遠くから眺めている感覚を覚えた。そう、いまの日…

「マニュアル」をナメるな!職場のミスの本当の原因 中田享

マニュアル人間は、マニュアルが好きだ。 本質を考えようとせず、 指示通り動く。 そんな人間がうじゃうじゃいる。 文系の女子にありがちだが、 数学が苦手ですぐに 「これ覚えたら点数取れますか」 なんて平然と言いのける。 公式を覚えたらOK 指示通りやれ…

読書と日本人 津野海太郎

読書史の本。 よく、昔は親から本を読めと言われた。 しかし、読まなかった。 実家には、殆どの本がない。 だが、本を読めという。 買うしかないが、当時、野球に明け暮れ じっくり本なんて読める状況ではない。 いま、振り返ってみると、 親は団塊世代。ま…