Jun’s blog

本の感想&書き抜きブログ

愛 苫野 一徳

 

筆者と同じくしてわたしも、思春期の頃、実に理想的な人間であった。そして、ナルシストであった。いまもかもしれないが。

理想的な世の中を、イメージすると、それは「人類愛」となるだろう。だけど、これは捏造であると、本ではいっている。わたしも同感である。が。今でも、人類愛は思い描きたくなる。麻薬のような、中毒性のあるような、思考である。

合一であることで、愛だと思ってしまうのだろう。愛。それは、「存在意味の合一」と「絶対分離的尊重」の弁証法。「自己犠牲的献身」である。

 

 

意思あるところに、愛あり。

 

 

 

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