モラル・トライブズ ジョシュア・グリーン
中絶の考え方、権利の考え方
なるほど、権利を振りかざすのは
オートモードの合理化でしかない。
個人の社会に、個人それぞれ自分さえ
よければいいと思う人間がいる社会。
私たち、彼らそれぞれが正しいとおもう
間の大きな衝突で、正しいことの合理化に
論理的思考、権利を使ってしまう。
こういったときは、マニュアルモードに
切り替えなくてはならない。
権利なんぞ、いくらでもいえる。
言った瞬間、議論は終わる。
自分たちの習慣の冷酷な現実を認め、
それを変えるよう最善を尽くすこと。
人間は、いつしか道徳とは遠い社会と
世界を創造してしまった。